担当名 | 宇藤 恵美子 |
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カテゴリー | カウンセリング(50分) |
詳細内容 | 私が大切な家族を亡くしたショックから抜け殻のようになって日々を送っていた頃のことです。 「私も消えてしまいたい」という思いに襲われながらも、共に生活している家族のために何とか生きていかなければと近所の内科の医院に行きました。 先生に私は大切な家族を亡くしたばかりであること、それで生きる気力が持てず、体調不良になっていることを話しました。すると、少し無言の後、私を見て優しく微笑みながら 「ぼちぼち、いきましょうよ」、そう仰ってくださいました。 その一言の中には、先生の色んな思いが詰まっているように思いました。そして、何か救われたような感情がこみ上げてきました。その日は持病の薬の他に精神安定剤も出してもらいましたが、今思えば医院の先生という存在が私にとっての精神安定剤となっていたと思います。 大切な存在をなくされて、 ・楽しかった頃の思い出の世界に逃避する ・必要以上に前向きになろうと焦る ・あの時、ああすれば良かったと後悔する ・誰かを責めたり、怒りがこみ上げてくる ・自暴自棄になったり、生活に支障が出る 色んな感情がわき出てきて、自分がどうなってしまうだろうと不安になりませんか? 私が開業医の先生に言われたように、「ぼちぼち、いけばいいんです」 だって、自分にとって大切な存在をなくしたら、心に空いた穴を埋めるのは簡単ではないからです。 でも、ひとりで抱えこむのが辛くなったら、お声かけくださいね あなたの心にそっと寄り添い、ともに、ぼちぼちと歩んでいきましょう 宇藤恵美子(EMIKO UTO) |
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