担当名 | 今井 香奈子 |
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取得資格(専門) | |
カウンセリングテーマ | |
自己紹介 | 出産予定日5日前に死産を経験。 現実の受け止め方も、哀しみ方も、心の痛みの和らげ方も分からず心が壊れてしまいそうでした。 「多くの人が死別を経験している、看護師として看取ってきた立場なのだから冷静に堪えなければいけない」 「同業者に迷惑をかけてはいけない」。自分に言い聞かせた言葉や自分より他者を思いやったことがグリーフを長引かせたと気づくのは十数年経ってからです。 子宮外妊娠や流産を含め周産期グリーフの方が経験するだろう辛さを長年味わってきました。 死産時からずっと心を支えてくれていた愛犬の事故死。 12年後再び深くて冷たい泥沼の底に放り込まれ人生の意味を見失いました。 怒りや悲嘆、罪悪感、今という辛い時間をどうやり過ごしていいのか目覚めるたび苦しくなりました。 尊厳死協会に署名をしていた義母やコロナ渦間もなく認知症の父を看取りました。 父の療養中医療不信となり、怒りや敵意、拒絶感を経験。医療従事者との関わり方に葛藤を抱いたことでグリーフが長引いた原因に気づきました。 哀しみ消そうと思ってもなくならない。 前を向いて進んでいても心の奥にある想いに囚われてしまう。 長年の想いに変化をもたらしたのはグリーフとペットロス講座に出会ったことがきっかけです。 自分の話を敬聴し続けてくれる方がいたこと。 誰にも語れなかったことを語れる場があったこと。 グリーフやペットロスについて理解してくれる方がいたこと。 癒すには語ることが大切だと教えてもらったこと。 哀しみを消さなくてよいと教えてもらったこと。 今、抱えておられる様々な想い。 会えなくなってしまった方や子に伝えたい想い。 大切な方、愛する方、愛する子とこれからお別れをしなければならない辛い気持ちや葛藤。 死別以外の離別など。 語れる場、放てる場になれたらと思っております。 |
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